最大震度6弱を観測した大阪府北部地震から18日で3カ月となり、京都、大阪、兵庫、奈良

 の2府2県の住宅被害が5万4千棟を超えることが各府県への取材で分かった。大阪府が最多で

 ほとんどが一部損壊だが、修復できないうちに大雨や台風など新たな災害に見舞われ、各自治体

 は対応に追われ続けている。

 北部地震による住宅被害(18日正午現在)は大阪府が全壊16棟、半壊467棟、一部損壊

 5万1045棟。京都府は半壊5棟、一部損壊2675棟。他に兵庫県4棟、奈良県27棟がい ずれも一部損壊の被害を受けた。